【キャンプ場】長沼フートピア公園(宮城県登米市)
宮城県登米市にある高さ21メートルの「オランダ風車」と全長111メートルの「ローラー滑り台」が有名な長沼フートピア公園をご紹介します。
こんな人におすすめ
- ファミリーやカップル向け
- アスレチックや自然の景観を楽しみたい
住所
〒987-0513
営業時間 AM6:00~PM21:00
〈公園案内所・キャンプ受付〉
AM8:30~PM17:00
〈ふるさと物産館〉
AM10:00~PM17:30
休園日
- 年中無休(年末年始除く)
- キャンプ場:12月中旬~2月末(冬季)
詳細は公式サイトよりご確認ください。
キャンプサイト
3つの芝生サイトに分かれており「フリーサイト・オートサイト(電源つき)・オートサイト(電源なし)」から選べます。
①フリーサイト
サークル広場を中心に円形のフリーサイトが広がっています。
②オートサイト(電源つき)
車で横付けできる電源つきサイトは合計10サイトあります。各サイトを生垣で仕切っているため周囲の目を気にすることなくプライベート空間を作れます。
③オートサイト(電源なし)
車で好きな場所に設営できます。国道に面しているため車が近くを通りますが交通量は多くありません。静かな場所でキャンプをしたい方には不向きなエリアです。
ご利用料金
①施設利用料(宿泊・日帰り同額)
- 大人(高校生以上):300円/人
- 小・中学生:200円/人
- 小学生未満:無料
②サイト使用料(宿泊・日帰り同額)
- フリーサイト:500円(1張)
- オートサイト(電源なし):2,000円
- オートサイト(電源つき):3,500円
備考
周辺施設
ふるさと物産館
キャンプに必要な薪や虫よけグッズを販売しています。地元の食材やお土産も販売しており、ちょっとした食材ならここで購入することができます。食堂では軽食やアイスを楽しめます。
サニタリー棟
オートサイトの最寄りにサニタリー棟があります。一番遠いサイトから徒歩2分以内とアクセスがしやすく「トイレ・洗面所・シャワー室・洗濯機」など設備は充実しています。サニタリー棟の入り口横に炭捨てが用意されています。
食事棟・炊飯棟
フリーサイトに近い位置に食事棟・炊飯棟があります。丘の上に位置するため見晴らしがよく周囲は色とりどりの花が咲いており映えスポットです。
ごみステーション・炭捨て
オートサイトとフリーサイトの間に「ごみステーション」があります。ごみは分別し指定の場所に捨てましょう。
キャンプ飯
今回はイタリア料理をテーマに「イタリアンキャンプ」に挑戦しました。スキレットで作るアクアパッツァと残りの食材でボンゴレビアンコ風パスタを作りました。味付けはもちろん「ほりにし!」う~ん美味いっ!!
感想
長沼フートピア公園はキャンプ以外にも、ローラ―滑り台やアスレチックなど大人でも楽しめる施設が充実しています。時間を忘れて自然を楽しみたい方にはとてもおすすめです!また職員の方がみなさん親切にしてくれるので安心して楽しめました。
まとめ
一度に色々なものが楽しめる長沼フートピア公園は、キャンプ以外でも伺ってみたくなる楽しいスポットでした!きっと多くの方に気に入ってもらえる場所だと思いますので登米方面にお出かけの際は、ぜひ立ち寄ってみることをおすすめします。ぜひ楽しいキャンプライフを!
※記事の公開日から日付が経過していると情報が古い場合があります。最新情報はぜひ長沼フートピア公園の公式サイトからご確認ください!
【熱中症】キャンプ場の対策について
キャンプが盛り上がる夏に熱中症対策は欠かせません。正しい知識と対処法を知っておくことが大切です。今回はキャンプに役立つ熱中症対策をご紹介します。
熱中症とは
体温調整機能の乱れ、体内の水分・塩分が失われることによって生じるさまざまな障害を「熱中症」と呼びます。熱中症は以下の3つの要因が重なり起こります。
①環境要因
●気温や湿度が高い・風が弱い
「気温25℃、湿度80%以上」になると熱中症が起きる目安です。どちらか一方でも満たせば熱中症になる可能性はあります。
●寒暖差が大きい
寒暖差が大きい日は自律神経が乱れやすくなり季節の変わり目はとくに注意が必要です。
②身体要因
●栄養不足・寝不足
食事が足りていないとエネルギー不足により体調を崩します。疲労時や寝不足の状態でキャンプをする際は注意が必要です。
③行動要因
●激しい運動・長時間の作業
サイト設営など荷物の持ち運びをする際は、体力を消耗するため熱中症に注意しましょう。
●水分補給を怠る
水分補給を怠ると熱中症を誘発しますので、こまめな水分補給を忘れずに。
危険なサインや症状
様子がおかしいと感じたらすぐに水分補給と休憩をとりましょう。軽度な症状でも熱中症を侮ってはいけません。以下の症状が出た場合はとくに注意しましょう。
ⅰ度(軽度)
- 立ちくらみ、めまい
- こむら返り(ふくらはぎなど筋肉の痙攣
- 大量の発汗
- 手足がしびれる
- 気分が悪い、ぼーっとする
ⅱ度(中度)
- 頭痛、吐き気、嘔吐
- 倦怠感、力が入らない
- 意識がはっきりしない
ⅲ度(重度)
- 呼びかけても返事があいまい
- 意識がない
- 全身のけいれん
- まっすぐ歩けない
- 過度な体温上昇
熱中症かも知れないとき
熱中症の症状があった際は応急処置が必要です。以下を参考にしましょう。
①【緊急】呼びかけに「応えない」場合
呼びかけても反応がない(意識が朦朧としている)場合は早急な対応が必要です。すぐに救急車をよび、到着までのあいだ応急処置を施します。
- 涼しい場所へ避難し、保冷剤で「首・脇・太もものつけ根」を冷やす。(※水を飲めない場合は無理に飲ませてはいけません。気道が詰まり呼吸困難を起こすリスクがあります。)
- 救急車が到着した際に、容態の変化を分かりやすく説明し、救命士の判断に従いましょう。
②呼びかけに「応える」場合
- 涼しい場所へ避難し、保冷剤で「首・脇・太もものつけ根」を冷やす。
- 水分や塩分を補給する。
しばらく安静にしていると体調が回復することがあります。症状が良くなっても容態変化の心配は残りますので、無理をせず帰宅するか医療機関へ向かいましょう。
応急処置を施したからといって熱中症が完全になくなる訳ではありません。くれぐれも油断はしないでください。
事前にできる対策
①食事と睡眠を十分にとる
キャンプ当日は万全のコンディションにしましょう。睡眠不足(栄養不足)は熱中症を引き起こす原因です。
②前日のアルコール摂取を避ける
アルコールは脱水症状をひき起こしますので前日の飲酒は控えましょう。運転を予定しているドライバーはとくに我慢しましょう。
③暑さに慣れる
日頃から汗をかく運動を心がけておくと基礎体力が向上します。
「代謝がいい=発汗がスムーズ」にでき、屋外の活動も疲れにくい身体になります。
キャンプ場でできる熱中症対策
①涼しい場所(日陰)エリアを作る
風通しのよい場所にテントやタープで日陰をつくるだけでも熱中症予防が期待できます。直射日光をさけると体感温度を下げることができます。
②薄着で通気性のいい服装にする
速乾性や通気性にすぐれた服装にしましょう。夏キャンプをする際には半袖やハーフパンツなども良いですが防虫対策は怠らないようにしましょう。何着か着替えをもっていくことをおすすめします。
③こまめに水分(塩分)補給をする。
意識して水分をとることがとても重要です。1時間にペットボトル1本を飲みきるなど自分ルールを作りましょう。汗をかくと水分と塩分が身体から抜けるため、どちらも摂取できる「経口補水液」や「塩タブレット」がおすすめです。
④冷感グッズを使用する。
体感温度をさげるため冷感グッズもおすすめです。水に濡らて使うクールタオルや冷感素材の寝具を使うと快適に過ごせます。
⑤暑さ指数を参考にする。
暑さ指数(WBGT)は環境省のホームページから確認できます。リアルタイムで熱中症予防のための情報を公開しています。また、コロナ渦における熱中症予防も記載されていますので参考にしましょう。
まとめ
今回ご紹介した熱中症対策を参考にしていただけると幸いです。体調が優れない場合は無理をせず「命を優先する行動」をとりましょう。時にはキャンプをキャンセルする勇気も必要です。体調管理と水分補給を忘れずにキャンプをお楽しみください!
キャンプ場の虫対策
暖かくなるとキャンプ場に虫が多くなって困りますよね。楽しいはずの時間が虫刺されにより台無しになってしまった・・・。ということが無いように防虫対策はしっかり行うようにしましょう。
キャンプ場に発生する虫
整備されたキャンプ場であっても自然の中には様々な虫がいます。キャンプ場に生息する代表的な虫は「蚊・ハチ・アブ・ブヨ・ムカデ」など様々です。それぞれ発生時期と特徴が異なります。
蚊
蚊の発生時期は「4月~11月」です。湿気のおおい日影に生息しており、水辺が近いキャンプ場では遭遇する可能性が非常に高い虫です。「人の体温や汗、二酸化炭素」に反応して近づき吸血するため、誰でも一度は刺された経験があるのではないでしょうか。
蜂
ハチの発生時期は「3月~11月」です。積極的に人を襲うことはしませんが、気付かないうちに蜂の巣に近づいてしまうと防衛目的で襲ってきます。万が一ハチに刺された場合は早急な対応が必要です。場合によっては病院へ行くことも考えましょう。
アブ
アブの発生時期は「6月~9月」です。川など湿気がおおい場所に生息し、気温の高い日中に活発に活動します。人の体温や二酸化炭素に敏感で、車から排出される排気ガスにも反応して寄ってきます。鋭い口刃で咬み吸血し、払ってもしつこく追ってくる厄介な虫です。
ブヨ
ブヨの発生時期は「3月~9月」です。渓流など綺麗な水場に生息しており、涼しい気温の朝方/夕方頃に活発に活動します。
アブ同様、鋭い口刃で皮膚に咬み吸血しますが、ブヨの唾液成分は毒を持ちます。
人によってはアレルギー反応や炎症を引き起こす可能性があり、早急な対応が必要です。
ムカデ
発生時期は「3月~10月」です。暖かく湿った場所に生息し夜行性なため、日中は見かけることは滅多にありません。
人を襲うことは珍しく、何らかの刺激を与えることで咬みついてきます。また毒性をもつため、噛まれた部分は赤く腫れることがあります。
虫対策はしっかり行いましょう。
自然の中で楽しむキャンプは虫との遭遇は避けられません。できる限りの対策をすることで被害を最小限に抑え、心配することなくキャンプを楽しめます。キャンプ場へ行くまでに予め準備しておきたいことは下記のとおりです。
キャンプ場の服装
①黒い服を避ける
「ハチ・アブ・ブヨ」は黒い色に反応する習性があるので、不用意に近づける原因になります。熱を吸収しやすい点でも黒い服装は避けたほうが良いでしょう。
②長袖の服を着る
虫に刺されないように素肌をなるべく出さない服がのぞましいとされています。気温がたかい夏は熱中症対策のため一概に半袖がNGともいえませんが、薄いシャツなど重ね着ができる服装がよいでしょう。
防虫対策のアイテム
①蚊取り線香(森林用)
屋外では「森林用蚊取り線香」が「蚊・アブ」に効果的です。煙の量が多く燃焼時間が長いため、キャンプサイトの四隅に設置すると虫を寄せつけにくくなります。
②虫よけキャンドル
小さな子供やペットとキャンプを楽しみたい方向けには「虫よけキャンドル」がおすすめ。
殺虫効果はありませんが「蚊取り線香の匂いが苦手」という声もあり、キャンドルであれば安心して使えます。柑橘系の香りとゆらめく灯りが良い雰囲気作りにも効果的ですね。
③殺虫灯
虫が好むといわれている波長のライトにおびき寄せ、電撃で殺虫するライトです。「蚊・蛾・ハエ」などに効果的です。宿泊キャンプをする方向けにテント内への侵入を防いでくれます。蚊取り線香やアロマと違い、抜群の効果を期待できるものではありませんので、虫よけ対策の一つとしてご検討ください。
④虫よけスプレー(ハッカ油)
市販の虫よけスプレーは、多くの虫に効果があります。素肌が出ている部分にしっかりと吹きかけましょう。肌荒れが心配な方には「オーガニックスプレー」も販売していますのでご安心ください。ハッカ油配合のスプレーは「アブ・ブヨ」に効果が高いとされています。
万が一刺されてしまった場合
できる限りの対策をしても最悪のケースを想定しておきましょう。正しく知識を持っていればいざという時に焦ることなく冷静に対処できます。これから紹介する対処法は、広く一般的に知られるものですがくれぐれも一人で軽率な判断はせず、必要に応じて病院へ行くなど対応をするようにしてください。
ハチに刺された
- ハチに刺されたら、その場から数十メートル離れる。(巣から離れる)
- 傷口を水で洗い流す。(針が刺さっている場合はつまんで抜く)
- ポイズンリムーバーで毒素を吸引する。身近に器具がない場合は爪で傷口周囲を圧迫し毒素を抜く。
- ステロイド系外用薬を患部に塗る。
- 患部を冷やし安静にする。
具合が悪くなった場合は速やかに病院へいくようにしましょう。
アブに咬まれた
- 傷口を水で洗い流す。
- ポイズンリムーバーで患部を吸引する。身近に器具がない場合は爪で傷口周囲を圧迫する。
- 流水や保冷剤で患部を「冷やす」
- 抗ヒスタミン薬を患部に塗る。
ブヨに咬まれた
- ポイズンリムーバーで毒素を吸引する。身近に器具がない場合は爪で傷口周囲を圧迫し毒素を抜く。
- ステロイド系外用薬を患部に塗る。
- 患部を「温める」※ブヨの毒素は熱に弱いため「43℃以上のお湯で濡らしたタオル」で毒素の中和を試みます。
痒みや腫れがひどい場合は病院へいくようにしましょう。
ムカデに咬まれた
- 傷口を水で洗い流す。
- ステロイド系外用薬を患部に塗る。
ムカデに咬まれると刺すような痛みと腫れが目立ちます。具合が悪くなった場合は速やかに病院へ行きましょう。
まとめ
自然豊かなキャンプ場へ出かければ危険な虫と遭遇するリスクはつきものですが、正しい知識と対処法を知っておけば不用意に心配する必要はありません。キャンプ行く直前にこの記事を読み返してみるのも良いかもしれません。楽しいキャンプライフをお過ごしください。
【初心者向け】キャンプの始めかた
これからキャンプを始めたい方やデビューしてすぐの初心者キャンパーさんへ必見のお役立ち情報を紹介していきます。
キャンプとは?
必要最小限の装備で生活したり宿泊したり、活動したりすることを「キャンプ」と呼びます。
最近はデイキャンプやグランピングといった様々なキャンプがありますので、気楽に参加できるのは魅力ですね。
キャンプに必要なもの
①日帰り
- 椅子
- 地面に敷くシート
- カトラリー(食器)
- お昼ごはん
- 飲み物
- (タープやテント)
②宿泊
- 椅子
- 地面に敷くシート
- カトラリー(食器)
- 朝〜夕食(3食)
- 飲み物
- タープやテント
- シュラフ
- 焚き火台や薪など
日帰りや宿泊など滞在する時間や人数、スタイルによって必要な持ち物が変わります。
天気が良い日は椅子とシートがあれば簡易キャンプを楽しむことができます。
外で宿泊する場合は、急な天候の変化や気温の変化に備えてテントやタープは必須アイテムです。
何から始めるべき?
①椅子(アウトドアチェアー)
長時間立ったり中腰で作業をすることが多いキャンプは、身体に負担がかかりますので椅子は必ず用意しましょう。安い物は1,000円程度から購入することができます。
②地面に敷くシート(グランドシート)
キャンプサイトは主に芝生や砂利・泥濘んだ土など場所とコンディションによって異なります。
荷物を置くときは、グランドシートがあると汚れや水分から荷物を守ってくれます。
外見にこだわらなければブルーシートやピクニック用シートでも代替することができ、安価に購入できます。
③カトラリー(食器類)
自然のなかで食べるおいしい食事もキャンプの醍醐味です。持ち運びを考えると自宅で使うような食器ではなく、軽量で扱いやすいプラスチックの食器が良いでしょう。安いものは2,000円程度から購入することができます。
④食材と飲み物
キャンプ初心者のうちは道具が充実しておらず手の込んだ料理を作ることは難しいでしょう。
手軽にすぐ食べられるものとして、お惣菜やカップラーメンから初めてみるのもおすすめです。
食べ物に決まったルールはありませんので、好きなときに食べたいものを買い込んでキャンプへ出かけましょう!
⑤テントやタープ
日帰りキャンプであっても時期や気温によってテントやタープが必要な場合があります。
日陰があると熱中症対策になりますので、初心者のうちは「ワンタッチテント」がおすすめです。
キャンプ場を予約する。
準備が整ったらキャンプ場を予約しましょう!全国のキャンプ場から初心者向けのサイト選びをすると何かあった時も安心です。予約には「なっぷ」がおすすめ。
気なったキャンプ場を実際に予約をしてみましょう。初心者の方に優しい「炊事場やトイレ」が充実している場所がおすすめです。
さぁキャンプへ出かけよう!
チェックインを済ませたら、予約したサイト内で実際にキャンプ開始です。
時間が許す限り自由な時間を楽しみましょう。キャンプ場によって「直火NG」や「●時以降は静かに過ごす」などルールがあります。
お互いに気持ちよく利用できるよう、ルールを守って楽しんでくださいね。